※本記事は2020年10月に公開したものです
キャンプ歴
まず、私についての紹介が必要になるかと思います。紹介と言っても一般的な自己紹介ではなく、キャンプ歴という側面からのプロフィールです。どの立場で説明、感想を言ってるんだ?ということですね。
キャンプ初心者
ズバリ!キャンプ初心者です。2020年8月上旬に初めてのキャンプを迎えました。10月の時点で2ヵ月経過したばかりの初々しいキャンパーです。
スタイルはグルキャン、ファミキャン、ソロキャンの志向です。(ソロは未経験)
そんなド素人のキャンパーがColemanの「タフスクリーン2ルームハウス/LDX+」を2回設営した感想と使用感をレポートしていこうと思います。
テント選び
とにもかくにも「テント」ということで、一番最初に選ぶギアになるんじゃないでしょうか?
「あれにしようかな〜?これにしようかな〜?」と迷うこともたくさん。いわゆる「物件探し」ですからね。いろいろ候補にはあがりましたが、本記事では【Colemanのタフスクリーン2ルームハウス/LDX+(エルディーエックスプラス)】の購入を検討している方の参考になればと思いますので、ご興味あれば最後まで読んでいただければ嬉しいです。
購入決定に至った理由
私がこのテントを購入した理由は大きく三つあります。
「憧れ」
まず一つ目が「憧れ」です。キャンプの経験もないので、インスタグラムやYouTube、ネットを駆使しいろんなキャンパーさんの情報を漁りました。その結果として、リビング、寝室が別れている2ルームテントに憧れたんです。
「時期」
そして二つ目はテントを購入した「時期」。
目星をつけたら実物見たくなりますよね?そりゃそうですよ。安くない買い物ですし、長く使いたいし、失敗もしたくない。なので、実際にテントが見れるお店(大型店)に行ってみました。
Colemanと言えばアウトドア・キャンプ界隈では1、2を争うメジャーブランド。お店に行ったら展示の区画もいいところにあるし広い!安心してそこそこのモノが買えるイメージありませんか?
おそらくお店側の売っていく意向も多分にあるでしょうが、Colemanの推しアイテムとして、これみよがしに展示されているわけです。時期は夏!暑い時期に「日光による温度上昇を抑え涼しくたてやすい2ルームテント」なんて謳い文句が見事に刺さってしまいました。
ダークルームテクノロジーとは?
遮光性に優れた素材を生地に施し、光を90%以上ブロックします。
日光の透過を防ぐことでテント内の温度上昇を大きく抑えることができます。
引用元:ダークルーム | DARKROOM TECHNOLOGY | Coleman
「見た目」
最後三つ目は「見た目」。
テントのイメージはベージュやオリーブ、カーキなど、アースカラーがメイン色というイメージがありましたが、このテントは色がライトグレーにインナーは黒、そしてロゴの赤、とカラーリングが非常に私好み。ドンズバでタイプだったんです。
スペック
それではテントのスペックを見ていきます。
●耐水圧:フライ/約3,000mm(寝室)、約2,000mm(リビング) フロア/約2,000mm ルーフ/約3,000mm
●定員:4〜5人用
●インナーサイズ:約300×250×185(h)cm
●本体サイズ:約610×365×220(h)cm
●収納時サイズ:約o36×75cm
●重量:約20kg
●材質:フライ/75D ポリエステルタフタ(ダークルーム、UVPRO、PU防水、シームシール)インナー/68D ポリエステルタフタ フロア/210D ポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール) ポール/(リビング)アルミ合金 約o16mm (寝室)アルミ合金約o14.5mm (リッジ)アルミ合金 約o11mm (キャノピー)スチール約o19mm(180cm)
●仕様:キャノピー、メッシュドア、ベンチレーション、メッシュポケット、コード引き込み口、サイドウィンドウ、ランタンフック、吊り下げ式インナーテント
●付属品:ルーフフライ、キャノピーポール×2、ペグ:プラスチック×8本、スチール×18本、ロープ、ハンマー、収納ケース
”日本と夏”を追求したテント、ダークルームシリーズ。遮光性に優れた素材を生地に施し、光を90%以上ブロック。テント内の温度上昇を抑えます。
引用元:ダークルーム | DARKROOM TECHNOLOGY | Coleman
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2018年に登場したテントですが、2020年の新商品では「M」と「L」のサイズ展開と、リビングの天井部分の変更があった模様。
2018年のものは、天井部分も黒い遮光性の高いものだったみたいですが、2020年モデルでは天井が透ける素材(普通のやつ?)に変更、そこに装着できるルーフフライで遮光性のあるものが付属しており、暑くて光が入り過ぎる時はシートを装着すれば遮光できるようになったようです。選べるって素敵!
あとは、大は小を兼ねるという名言のもと、Lサイズをチョイスしました。
デカい、デカいぞこりゃ!!!
設営するには、サイトの区画が10m × 10m以上ないと立てられない!
キャンプ場によっては設営できないサイトもあるので充分注意しなければいけない大きさのようです。誰だ、大は小を兼ねるって言ったの。笑
初キャンプ
そして8月の上旬、夏休みを利用しての初キャンプ(グループキャンプ)。
真新しいテントを張る喜びと不安。あ、ちなみにテスト張りもせず、新品のまま持っていきました。もちろん推奨は付属品がちゃんと入っているか、破損がないかを確認してから臨むべきなんですがね。
設営の仕方にはついては、行く前になんども予習し、頭の中でも完全なシミュレーションが出来ていました。このオフィシャルの動画のおかげです。
テントの設営方法「タフスクリーン2ルームハウス/MDX+ /LDX+」| コールマン
当日、テントの前後の向きがわからなくなったので再度観ました。
設営時間としては、フライシート(骨組み)立てるまで20分程度、インナーテント(寝室)つけてフロアシート、寝床を作る、もろもろ設営完了まで大人二人(※)で1時間ほどかかりました。ズブの素人が1時間で設営完了は上出来だと思ってます。
※大人二人、、、ほぼ1人と言っても過言ではないぞ!
インナーテントの中が、「く、暗い、暗い過ぎる!」そして「涼しい〜スゴイぞ!マジで暑くない!やるやないか!ダークルームテクノロジー!」
人数は大人二人に子ども二人。スタイルはWAQのインフレータ—マット2つ連結と、Naturehikeのコット一つ。スペースとしても充分に余裕のある寝床です。
見事真夏のキャンプをクリア。日中の暑さとは逆に、朝方なんかはちょっと寒いくらいだったので、リビングもすべて閉め切った方がよさそうです。気分とともに開放し過ぎました。
9月突入
楽しかったキャンプの余韻に浸りながらもギアの物色を続けながら9月突入。
いやー、残念ながら夏が終りました。キャンプ楽しかったでまだ続けたいし、秋も冬も行ってみたいけど、ふと思いました。
このテントってもしや夏用?
購入時にはまったく考えていなかった!というより知らなかった!適した季節があるなんて。
2回目のキャンプ
9月の終わりに2回目となるキャンプ、今回はファミキャンです。
場所は聖地「ふもとっぱら」です。夜、早朝は寒いと聞いてたので、せっかく買ったこのテントが夏用で終わりなのか確認する意味も込めて行ってきました。
ふもとっぱらでは当たり前のようですが、広大な土地に遮るものがないので、林間キャンプに比べると「風が強い」です。昼間こそ夏の延長で暑かったですが、徐々に寒くなり夜は10°を切っておりました(正確には計っていませんが)。富士山頂では初冠雪が目で確認できたのでそりゃ寒いだろうよ。
大事なポイントは「スカート」
このテント、前室(リビング)部分にはスカートがついてるんですが、寝室部分にはスカートがないんです。それどころか、裾から空気を取り込むための「サークルベンチレーションシステム」という機能があって、上下の通気口によって室内の空気を循環し、涼しく過ごせちゃうんです。優秀すぎます。
逆をかえせば、冷たい空気を取り込むということでもあり、やはり寒い時期には向いてないテントなんだと感じました。
ふもとっぱら、やはり風が強くて、テントが大きい分、風を受ける面積も大きいのでグラグラ揺れておりました。途中飛んでしまうんじゃないか?と思うくらいの強風もありましたが倒壊することはなかったです。しっかりペグダウンしておいて良かったです。
まとめ
現時点での感想としては、「買って良かった」に落ち着いています。
理由は以下の三つ。
広いは正義!そしてド素人にも関わらず、大きな戸惑いもなく設営完了はやはり魅力です。そしてなにより好みのカラーリングがさらに自分に癒しを与えてくれます。
逆に、デメリットとしては、以下の三つ。
「冬」については、ダークルームテクノロジーの威力を発揮するのは夏だから、その反面ということで仕方ないかも知れないんですが、やはり冬キャンプには向いていないと。
10月以降の秋冬シーズンにもこのテントでやっていくためには、寝室部分のスカート問題に着手していかなければと思っています。
付属のプラスチックのペグ(黄色のペグとハンマー)、使うところあるんかいな?子どもが砂場で使うやつですよ、ってことで若干のマイナスポイント。
スカート問題
冬用テント買わなきゃか?ん?まてよ。必要なものはスカートでしょ?
スカート付ければよくね?
スカートは付けたいですが、また夏がきたら取りたいですからね。脱着可能なスカートにするということを念頭にカスタマイズを検討します。必要なものはシートとそれを脱着させる方法。
カスタマイズが成功したらまた更新します。
10月、またキャンプ行きたいな。
追伸
妄想を膨らませていた7月に書いた記事。思い描いたギアはなにひとつ買っていなかったという驚愕の事実。今では知識だけはついてきたので、同じ結果にはなりませんよね。
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